明るさの単位 ルーメン
今回は「ルーメン」のはなし。
今でこそLEDの明るさをルーメンで表しますが、その昔、LEDライトが出始めのころは「1W」「3W]などとw(ワット)を使っていた時期があります。これは実際意味がないのですが、当時このワット数が大きくなるほど明るくなる気がしてました。ルーメンは一般的に「光束」と訳されますが、「ルクス」とどう違うの?と良く聞かれます。「ルクス」は照度を表す単位ですが、その違いがわかりますか?ちょっと乱暴な解説になりますが、「ルーメン」は明るさの元、その先の明かりがたどり着いた部分が「ルクス」です。あえていうなら、線と面です。LEDライトの場合ライトからでる光が「ルーメン」、その光が壁に当たっているなら、その部分の光が「ルクス」です。「ルクス」は照度計と呼ばれる機器で測定できますが、「ルーメン」は簡単には測定できないようで、メーカーのスペックと実際の明るさにズレが出るケースを良く見ます。俗説ですが、ローソク1本が1ルーメン、そのローソクから1メートル離れた所の明るさが1ルクスといわれています。そこで、150本のローソクの明るさが150ルーメンということでどうでしょうか。「カンデラ」「ケルビン」といいだしたら単位の話はきりがないので、今回はこのへんで。
2012-02-09 00:01
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